一人一人がお客さんに能の面白さを伝えたいという思いが私達中学生にも伝わ って来ました。本当に引き込まれてしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

日本の伝統芸能にふれるのは初めてでした。とても良い経験になりました。
僕自身も友人が体験しているのを見て やっている気になれてとても楽しかったです。特に印象に残ったのは楽器の演奏です。とても迫力があり驚いて背中がしびれました。僕たちに良いものを伝えようという気持ちが伝わってきてとても感動しました。このような事を含めこの能舞台で学んだことは人を思い感謝を忘れないということです。皆さんのカッコいい姿を忘れずに日々学んだことを意識していきたいです。

僕は生まれて初めて能を見ました。いちばんびっくりしたことは歴史が長いということです。面が昔から現在まで受け継がれていることに本当に驚きました。 とても迫力のある演技で感動しました。僕は小6まで歌舞伎をやっていて大勢の前でやる勇気が少しは分かるので、あそこまで迫力ある演技を見せられるメンタルが凄いと思いました。これからも「能」頑張ってください。

私は今まで能を見たことがありませんでした。だからあまり興味はありませんでした。しかしワークショップが始まると私の心は徐々に動かされ終わったころには「見てよかった」「また見たい」という気持ちになっていました。自分もその世界の中にいるような気持になりました。何より心に残ったのは生の能です。 謡・囃子・登場人物が一体となって演じていくひとつの物語はとても心に残りました。

色々な話を聞いて自分は日本の文化について全然知らないことを実感しました。
「外国の方に日本を紹介するとき何を伝えるか？」という話をされた時少しギクリとしました。能を見る前は楽しめるかという不安がありました。しかしお話楽器・面・装束すべてに意味があり興味が持てました。本当に楽しかったです。そして沢山の事を学ばさせてもらいました。今の私たちは新しいものや進化しているものに目が行ってしまいがちな気がしますが日本の歴史や文化を繋いで行くことも大切なことでやらなければならないことだと思いました。

目の前で能を見て現在と昔が重なったような不思議な感覚になり心奪われました。一つ一つの動きや詩や音は丁寧で美しくて、力強くて本当に感動しました。役者魂というものを感じました。