帰りの新幹線の中で、修学旅行で何が楽しく思い出に残ったかを聞いたところ、多くの子供たちが『能』『河村純子さん』と答えました。私自身、保険体育科の教員として24年間現場にいて、12回程子供たちと修学旅行に京都まで来ています。校長という立場を加えると20回になりますが、能を体験したのははじめてです。文化などという言葉とは無関係な私でも、今回の体験は、心を惹かれるものがありました。学校に帰って来てから、2年生の学年主任に頂いたパンフレットを 渡し来年度の修学旅行の体験として考えるよう指示を出しました。京都にも色々な体験活動がありますが、日本の良さや伝統文化を学ぶ機会としては、河村能舞台は素晴らしいものであると思います。来年も能を見に行けることを楽しみにしております。

川崎市立宮内中学校　校長先生

始まってわずか数秒の間に生徒を掴んでしまわれた話術。そして体験も含め、テンポよく進められる解説や実演。どんどん吸い込まれあっという間に時間が過ぎて行きました。現代人が忘れかけているピリッとした緊張感、本校の生徒が最も不得意とする「感じる」という感覚を味わえたこと、挨拶の時のメリハリをつけること等　本当に貴重な体験をさせて頂きました。体験後のバスの中で生徒は「能」の余韻にひたるような雰囲気が見られ事後の感想からも大いに刺激を受けたという感想が見られました。

松山市北条北中　3学年主任

生徒はもちろん教員も感動し、本当に素晴らしい体験だったことを互いに話し振り返っています。　
「体験する前に思い描いていたイメージとは全く違っていて感動した」や「静かな雰囲気の中で迫力があった」などと多くの意見や感想が発表されていました。体験させて頂いたこと、生徒にとって日本の伝統文化をわかりやすく学習させて頂いたこと、生徒の驚いた表情は印象的でした。

浜松市高台中学校　修学旅行担当Ｔ先生

凜とした姿と語りに生徒の目線が上がり、体験によって好奇心の扉が開かれ、大きく明けた目で能を鑑賞することでその世界観を心で感じる素晴らしいプログラムに私自身感激し「物事が続くためには変化が必要」という言葉に守破離の思想を感じました。

新発田市　本丸中学校2学年主任

能という中々触れられない芸術を体験することが出来生徒たちも大変感激しておりました。
先生方にも大好評でしたので、帰校してから多くの先生方に宣伝させて頂きました。生徒たちはこの体験で日本の文化や歴史に触れ、さらに鑑賞したいと思うようになりました。

松本市梓川中学校　3学年S先生

生徒が舞台にひきこまれていく様子を見て、能がもつ力を感じさせて頂きました。更に、生徒の考え方、将来につながるお話をしていただけたことも有難く思います。

塩尻市塩尻中学校　3学年N先生

丁寧な対応をして頂き、生徒たちは大変よろこんで帰ってまいりました。体験を通して、伝統を受け継ぐことの大変さや道具を大切にすること、自分の道は自分で開くことなど自分なりの心で理解できたようです。生徒が自ら行動し、探求していく活動を更に行っていきたいと思います。

柏市西原中学校　校長先生

修学旅行前は「能って何？」という生徒がほとんどでした。しかし「能楽おもしろ講座」を体験して生徒の見方が　かなり変化したようです。生徒教師ともども今後「能」に触れる機会が多くなりそうな気がします。

横浜市立秋葉中学校　3学年主任