日経新聞の記事がきっかけとなり、この修学旅行で生徒と参加出来たことは私にとっても願ってもないことでした。「ドレミは知っていても、日本の音階は知らない」「英語は知っていても、自分の国について語れない」生徒にとっては、考えてもみなかったことだと思います。日頃、教室で伝えているつもりでも体験を通して語られる言葉は鋭く届くものだと思います。
また今回の体験は、私自身にとっても自分の仕事に対する姿勢を振り返る場にもなりました。直前に送った体験生徒全員の名前を憶えて頂いたり、学校目標を前提に講座を展開して頂いたりと、作法も知識もない中学生を相手に真剣勝負をかける皆様の姿勢に背筋が伸びる思いがしました。

静岡市立　末広中学校

はじめは疲れ気味の生徒達でしたが、巧みな話術と目力とパワーで、どんどん引き込まれていく生徒の姿は教師としてとても参考になりました。「こうやって場を読み生徒の様子を察知しながら話せば、生徒たちはじっくり聞くようになる」と、新採用や若手の教員に聞かせたかったです。
生徒たちが、感動し大きな拍手を送っていた姿に私も感動しました。「15歳の拍手は嘘をつかない。うれしかった」という河村様からの言葉を頂いたことが校長としても嬉しかったです。これからも素直な気持ちで生徒を育てていこうと思います。

小田原市　千代中学校

テンポ良く興味関心をひく展開に心奪われました。本物を体験させたい、という思いからスタートした修学旅行ですが予想以上の体験をさせて頂きました。

町田市立　鶴川中学校

河村能舞台にはもう何度もお世話になっていますが、寄らせて頂くたびに本当にいい体験をさせてもらっているなぁ、と感動しております。キリッとした純子様が、よく通る声で200人以上の生徒を引き付け集中させ能の世界に引き込んでいく様は、何回体験しても素晴らしく引率した教員には学ぶべき点が沢山あるのでは、と思っています。

浜松市立　与進中学校

能についての興味深い部分を語って頂き生徒の好奇心に火が付いたように思いました。感想文の中でほとんどの生徒が能のイメージが変わった、とありました。また日本の伝統文化にも関わらず知らないことが多く、もっと知りたいもっと鑑賞したい、という声が多くあがりました。以前他の能舞台を紹介して頂きましたが、今回のこの体験は本当にわかりやすく、生徒の心に残る舞台を提供して頂いたことに感動と感謝をする次第であります。

上尾市立　大石中学校